①丁寧に言葉を綴りたい、と思って書いているブログ

「伝わる文章」の書き方について、翻訳者の視点から考える/読みやすいブログを書くためのヒント① 


今はメールやSNSやブログなどで、誰もが日常的に文章を書いています。ところがネット経由の文章は、書く方も読む方も、スピード優先になりがちで、日本語としての作法はあまり重視されません。残念なことに。


例えばこの一文。 


映画によってときには考えさせられ、ときには新しいことを教えてくれた。


明らかに不自然な日本語だけど、誰かのブログにこの文が紛れていても、気にする人はあまりいないはず。テキトーに脳内補完・修正しておしまい。あるいは流し読みなので何も気づかない。今じっくり読んでも、なぜおかしいか分からない人がいるかもしれません。


「一刻も早く情報を!」という世界では、文章表現の仕方が多様化(崩壊?)しています。


しゃべり言葉がそのまま文字化される


ネット上には、しゃべり言葉むき出しの文が氾濫しています。口語で書くことは何の問題もないけど、ダラダラ長いだけの書きっぱなし文が多すぎる。一文が超〜長かったり、文法が破綻していたり、読む人にとっての読みやすさを無視した文章が多い。


ちょっと立ち止まって情報を整理すれば、もっと分かりやすく伝わるのに、一秒でも早く世にお披露目したい人が多いらしい。お店の情報やイベント等の告知文が読みにくい・分かりにくいと、魅力も半減です。


 絵文字や顔文字でビジュアル化される


日本語は元々、漢字・カタカナ・ひらがなを使い分けて「見た目」で表現できる言語。そのせいか、日本人は絵・顔文字の表現力が凄まじく豊かです。たぶん世界一。emojiって英語にもなってるしね。 簡単に感情を表現できるし、華やかさも添えられる絵・顔文字。でもこれはあくまで記号で文章表現ではない。頼っていると、言葉で伝える力は確実に低下します。


「細かいこと言うなよー」「内容が伝わればオッケーなんだよ」という声が聞こえてきそうだけど… たとえつたなくても丁寧に言葉を綴りたい、と思って書いているのがこのブログです。

コトラバ

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