③迷った時は国語辞書を引く

「伝わる文章」の書き方について、翻訳者の視点から考える/読みやすいブログを書くためのヒント③ 


国語辞書って、最近引きましたか?


たいていの人は辞書などあまり引かないのではないでしょうか。分厚い広辞苑が本棚の中でオブジェ化しているか、そもそも持っていないか。


「別に必要ないし」と思うかもしれないけど、意味を知ってるようで知らない言葉って結構あります。


例えば下記の言葉、それぞれ違いは分かりますか?


せわしい と せわしない

修行 と 修業

伯父 と 叔父

なおざり と おざなり


ムムム…と悩んだあなた、答えは辞書に載っています。


私の場合、漢字の確認で辞書を使うこともしょっちゅう。自力で書けなくなってるねえ。まあキーボードの自動変換でも事足りるけど、どっちの漢字だっけ?と困った時には、やはり辞書。


愛用しているのは新明解国語辞典のiPhone用アプリ。電車の中にいても、カフェにて休憩中でも、気になった時にすぐ引けます。 広辞苑のアプリは8800円だけど、こちらは1900円。アプリだからオフラインでも問題なし。ネットであれこれ調べるより、一発で答え(=意味・漢字)にたどりつける。 


ちなみに新明解国語辞典って、定義が妙に具体的で面白いことで知られています。


例えば、(味が)「うまい」という形容詞。 広辞苑だと「味がよい」、大辞林「飲食物の味がよい」、大辞泉「食物などの味がよい」だけど、新明解は


味が好ましいので、もっと(また機会を見つけて)飲み食いしたい感じだ


 と、「うまいっ!」の中にある感情までも定義します。


辞書をおカタい存在だと思っていたあなた、親近感わいたでしょー?用もないけど会いたくなる辞書なんです。


言葉を正しく使いたい人や、漢字の使い分けによく困る人は、辞書を引くとモヤモヤが解消されますよ。