デンマーク人が大事にする豊かな暮らし”hygge”【世界の言葉】

昨年イギリスのオックスフォード辞書が発表した「今年の言葉」は"post-truth"でしたが、候補リストの中に"hygge"という謎の単語がありました。


Definition : A quality of cosiness and comfortable conviviality that engenders a feeling of contentment or well-being, regarded as a defining characteristic of Danish culture 


温もりと心地よさで、そのために幸福や満足感を感じる状況」という意味で、発音はBBCニュース(イギリス英語)によると「ハゥゲ」。 


 "hygge"はデンマーク人の根幹を成す精神だそうで、このコンセプトがイギリス人にビビっと来たらしい。つまりは日本と同じで、ほっこりブームが起きているわけですね。同じ意味の英単語が存在しないため、loanword(借用語)としてデンマーク語のまま英語圏に入ってきたようです。


今年に入ってイギリス系の記事やニュースでよく耳や目にするようになりましたが、気づいたら日本でも本が出ていました(解説はニコライ・バーグマン)。


日本語では「ヒュッゲ」と表記するようです。


北欧って「国民の幸福度ランキング」みたいなのでいつも上位にいますけど、"fika"とか”hygge"とか、彼らの日々の過ごし方に対する考え方を知ると、単に福祉が充実してる・労働時間が短い・人口が少ないといった理由だけじゃないんだなーというのが分かりますね。


一応書いておくと、北欧は「ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイスランド」を指します。