トランプの英語は通訳者泣かせ【英語と日本語のあいだ】

トランプ大統領の英語を訳すのは難しい、と世界中の通翻訳者のあいだで話題になっています。


先日参加した日本通訳翻訳学会で、その難しさを分析した発表がありました。


訳しにくい理由

・文章が短く不完全、そして途切れなく続く

・単純なフレーズを繰り返す

・構文が破綻している

・意味が曖昧な多義語を使う

・俗語や造語を使う 


擬音語("bing bong"など)、"dumb deal"のようなあいまい表現、政治の場に不相応な卑猥語、辞書には存在しない形容詞、慣用表現っぽい造語を使う…などなど、次から次へと事例(証拠?)が挙がっていました。


特に大変なのは同時通訳者。同時通訳って、発話者の思考回路を把握し、展開を先読みしながら訳していくのですが(そうしないと訳が追いつかない)


彼の場合は脈略なく思いついたことを述べたり、話している途中で話題・論点が変わったりするため、展開が論理的に読めない!!!から訳すのが大変なんだそう。


そのまま言葉を置き換えても意味が通じないor メディア表現上 不適切だし、かと言ってわかりやすく整えてしまっては彼の言葉を伝えることにはならないし…というジレンマも抱えているとか。


このジレンマを特集したアメリカのコメディー番組がこちら。現場は泣いているのでしょうが、何度見ても笑える…